安倍晋三首相は2月23日午前の衆院予算委員会で、民主党議員と日教組の関連団体との関係に言及した自らの答弁について、「正確性を欠く発言があったのは遺憾であり訂正する」と述べ、発言を事実上、撤回した。時事ドットコムなどが報じた。
民主党の玉木雄一郎氏が19日の衆院予算委員会での質疑で、砂糖業界の関連企業から西川公也農林水産相側への献金を「脱法献金だ」と指摘。その直後に安倍首相は「日教組どうするの」とヤジを飛ばしていた。
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朝日新聞デジタルでは、安倍首相の発言撤回について次のように報じている。
首相は午後からの質疑で、教育会館から民主党議員への献金発言について「文科省で調べた結果、2012年度までの10年間の決算書を確認した限り、議員献金という記載はなかったということだった」と答弁。「私の記憶違いにより、正確性を欠く発言を行ったことは遺憾で訂正申し上げる。申し訳ない」と述べた。同党の後藤祐一氏の質問に答えた。
(安倍首相、「日教組に補助金」発言を訂正 ヤジへの説明:朝日新聞デジタル 2015/02/23)
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