アメリカ軍のアフガン駐留、年末まで1万人維持 ホワイトハウスが計画を修正

米国のオバマ大統領は24日、アフガニスタン駐留米軍の撤退を遅らせ、2015年末まで9800人の駐留を継続することを決めた。
reuters

米国のオバマ大統領は24日、アフガニスタン駐留米軍の撤退を遅らせ、2015年末まで9800人の駐留を継続することを決めた。現在の計画では年内に半分まで減らすことになっていた。2016年末の完全撤退の計画は変更しない。

オバマ大統領はホワイトハウスでアフガニスタンのガニ大統領と会談。駐留米軍の撤退ペースは今年後半に確定するとし、「物流などの面で数カ月間長く援助を行うことが理にかなっていると、米軍最高司令官として判断した」と述べた。

米政府の高官によると、アフガニスタン指導者との関係が改善したことで計画を見直す機運が生じたという。

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