【新国立競技場】舛添要一知事、Twitterで政府批判

新国立競技場建設費2520億円は当初予算の倍であり、「べらぼうに高い」と私は言い続けてきた。政府がこの数字でまとめるという情報が入ったとき、これでは国民が納得しないと警告したが、「作るのは政府、都は口出しせず後でカネを払え」という態度。今の体制のままでは、また失敗する（続く）。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 7月 19

（続き）私はこれから建設的提言をしていく。聞く聞かないは政府の自由だが、都知事としては、絶対に2020年五輪までに完成してもらわねばならない。まず、文科相・ＪＳＣ体制では駄目である。新たな機関を作るべきだ。有識者会議も、政府決定を追認させるだけの隠れ蓑で、存在価値はない。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 7月 19

2520億円という数字は、国交省の役人とゼネコンが、これで国民も喜ぶという誤算の下に、私の忠告も聞かずにまとめたものだ。庶民は、新聞の折り込み広告を見て、一円でも安いスーパーに買い物に行く。週末に買い出しにいくのが趣味の私は、それがよく分かる。庶民の感覚なき役人に任せては駄目だ。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 7月 19

私は、「万機公論に決すべし」といつも言う。国民に情報公開をしながら、合意形成を図るべきで、一部の関係者のボス交で決めるようなことがあってはならぬ。5月18日の下村大臣との会談は、私が都知事に就任してすぐやるべきだったのに、この1年余の時間の浪費が、ラグビー選手を泣かせることに。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 7月 19

安倍首相を長とする「新国立競技場建設本部」を立ち上げ、その下に指導力ある政治家をトップに実行部隊を官民のエースで作る。財務、国交、総務省、都庁、ゼネコン、設計会社、建築家、企業経営者、アスリート、文化人などが参加し、国民を巻き込む議論が必要だ。オールジャパンでやれば、解決する。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 7月 19

7月24日は、オリンピック・パラリンピック東京大会開幕5年前。都庁前広場で、大きなイベントをやる。ＩＯＣ，ＩＰＣ幹部も来る。ＩＯＣのバッハ会長が言うように、メインスタジアムが間に合えばよいのである。新国立競技場問題は、国民が団結すれば解決する。日本人の力を見せようではないか。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 7月 19