東京の街に、スマホを無料で充電できるスポットができる――東京都は7月21日、スマートフォンなどを無料で充電できる「シティチャージ」サービスを10月から始めると発表した。虎ノ門ヒルズと東京タワーでの設置を皮切りに、順次、設置場所を拡大するという。候補地として東京国際フォーラムや東京ビッグサイト、新宿サザンテラスなどがあがっていた。
シティチャージは太陽光パネルが発電する電気を利用。夜間、雨天時でも利用できるよう、蓄電池を内蔵している。非常用電源としても活用できる。システムには充電ケーブルも内包。
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設置場所には、外国人旅行客にもわかりやすいピクトグラムを表示。舛添要一都知事はこの日の定例記者会見で「東京の町に調和したデザイン。おもてなしの1つになると思います」と述べた。
公共で利用できる無料充電スポットの導入は、日本では初めて。海外ではニューヨークやドバイでサービスが始まっている。ニューヨークでは2013年から「ストリート・チャージ」というサービスをスタート。スタンド1台につきUSBポートが6つあり、各ポートは最大10ワットの電力を供給している。
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ニューヨークに設置されている「ストリート・チャージ」
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