愛知県東海市で8月8、9の両日、「無音盆踊り」なる一風変わったお祭りが行われた。盆踊りの曲が会場に流れるのではなく、参加者はイヤホンで盆踊りの曲を聴きながら踊るという趣向のものだ。産経ニュースによると、2日間で述べ400人が参加したという。まずは無音盆踊りの光景をご覧いただこう。
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無音盆踊りは、同市大田町で開かれる夏祭り「ザ・おおた・ジャンプフェスティバル」の一部。盆踊りの定番曲をFM電波で飛ばし、踊り手は主催者が指定した周波数に携帯ラジオを合わせ、イヤホンで曲を聴きながら踊るというもので、2009年に始まった。
7月4日にTBS系で放送された「たけしの活目ニュース」によると、このお祭りは、地元の花火大会と重なる日に実施されており、花火大会が終わった後にお祭りにも参加してもらおうと、遅い時間から盆踊りを始めたとされる。そのため、当初は町外れの駐車場でやっていたのを駅前に変更。ただし、時間が遅いこともあり、騒音対策を兼ねて無音で行なうようになった。ユニークさが話題を呼び、年々参加者が増加しているという。
なお、このお祭りでは、無音盆踊りだけでなく、音を流す通常の盆踊りも同時に実施されているため、祭りに参加すれば、どちらの盆踊りも楽むことができる。
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