冲方丁容疑者を逮捕 妻へのDVの疑い「口げんかはしたが、殴ってはいない」と否認

妻の顔を殴るなど家庭内暴力(DV)をした疑いで、警視庁が傷害の疑いで、人気作家の冲方丁(うぶかた・とう、本名:藤野峰男)容疑者(38)を逮捕していたことが分かった。
宝島社

妻の顔を殴るなど家庭内暴力(DV)をした疑いで、警視庁が傷害の疑いで、人気作家の冲方丁(うぶかた・とう、本名:藤野峰男)容疑者(38)を逮捕していたことが分かった。8月24日、47NEWSなどが報じた。

逮捕容疑は21日午後7時ごろ、冲方容疑者が事務所として使う港区南青山のマンション敷地内で、口論になった妻の唇付近を殴ったとしている。妻はあごなどを打撲し、22日になって同署へ被害を相談した。冲方容疑者は「口げんかはしたが、殴ってはいない」と供述し、容疑を否認しているという。

冲方容疑者は1977年生まれ。早稻田大学在学中の1996年に「黒い季節」で、角川スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年の「マルドゥック・スクランブル」で日本SF大賞を受賞した。2009年に刊行された「天地明察」は吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞し、映画化もされた。12年には「光圀伝」が山田風太郎賞に選ばれている。

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