プロ野球・ヤクルトの山田哲人(23)が10月27日、日本シリーズ第3戦で3打席連続ホームランを放った。チームは8-4でソフトバンクを下し、今シリーズ初勝利となった。日刊スポーツなどが報じた。
シリーズ3打席連発は70年の巨人長嶋茂雄に並ぶ45年ぶり史上2人目。長嶋は2試合にまたがっており、1試合3本塁打はシリーズ史上初の快挙だった。
神懸かった打球がまたも、神宮の夜空に高々と上がった。山田がミスターを一気に超えた。1点を追う5回2死一塁。148キロ直球、内角高めの難しいコースをいとも簡単にさばいてみせた。ホームから中堅方向に吹き荒れる風に乗り、3連発目の逆転弾は左翼スタンドに吸い込まれた。1回の先制2ラン、1度は勝ち越しとなる3回のソロは、いずれもバックスクリーン左に着弾。3打席連発でミスターに並び、1試合3発で史上初の快挙を打ち立てた。「記録はうれしいです。疲れていたけど、吹っ飛びました」と、2戦目までの悩みを吹き飛ばした。
(山田史上初1試合3連発 神宮の右打席には何かある - 野球 : 日刊スポーツ 2015/10/28 08:11)
山田はレギュラーシーズンで38本塁打、打率3割2分9厘、34盗塁で「トリプル3」を達成した。
山田の3打席連続ホームランを画像で紹介する。
先制2ラン
1回、先制2点本塁打を放つヤクルトの山田哲人=27日、神宮球場
2打席連続本塁打
3回、2打席連続本塁打を放つヤクルトの山田哲人=27日、神宮球場
3打席連続本塁打
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5回、3打席連続本塁打となる逆転2点本塁打を放つヤクルトの山田哲人=27日、神宮球場
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