ジョナ・ロムーさん急死、40歳 ラグビー元オールブラックスのレジェンド

「オールブラックス」の異名をとるラグビーのニュージーランド代表のウイングとして活躍したジョナ・ロム―さんが11月18日、同国で急死した。40歳だった。
Former All Blacks winger Jonah Lomu attends his first training session with French third division side Marseille Vitrolles rugby union club on November 5, 2009 in Vitrolles, southern France. After winning 63 caps for his country, the 34-year-old top-flight career was cut short by a kidney illness that eventually required a transplant in July 2004. AFP PHOTO / GERARD JULIEN (Photo credit should read GERARD JULIEN/AFP/Getty Images)
Former All Blacks winger Jonah Lomu attends his first training session with French third division side Marseille Vitrolles rugby union club on November 5, 2009 in Vitrolles, southern France. After winning 63 caps for his country, the 34-year-old top-flight career was cut short by a kidney illness that eventually required a transplant in July 2004. AFP PHOTO / GERARD JULIEN (Photo credit should read GERARD JULIEN/AFP/Getty Images)
GERARD JULIEN via Getty Images

「オールブラックス」の異名をとるラグビーのニュージーランド代表のウイングとして活躍したラグビー界のレジェンド、ジョナ・ロム―さんが11月18日、同国で急死した。40歳だった。ニュージーランド・ラグビー協会がTwitterで明らかにした。

スポニチは次のように報じている。

ロムー氏は1994年、19歳でオールブラックスに選ばれると、95、99年のワールドカップ(W杯)に出場。身長1メートル96、体重100キロ超の巨体を生かしたパワーと俊足で95年大会では7トライを挙げたが、チームは決勝で南アフリカに敗れて準優勝に終わった。テストマッチは通算63試合に出場し、37トライを記録。W杯で挙げた通算15トライは個人歴代最多。今年のW杯イングランド大会で南アフリカのWTBハバナが5トライを挙げ、最多記録に並んだ。

95年にネフローゼ症候群との診断を受けて以降も選手として活躍したが、代表からは2002年に引退。03年に腎臓の機能が悪化し、翌年に腎臓移植を受けて05年に復帰したが、けがに悩まされ07年に選手としてのキャリアを終えた。

オールブラックスのレジェンド ロムー氏死去、40歳の若さで… ― スポニチ 2015/11/18 10:37)

ロムーさんは10月に閉幕したワールドカップ・イングランド大会の関連イベントに参加。死去する数時間前に帰国していたという。

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