第37ヨコハマ映画祭の各賞が12月5日、発表された。「2015年日本映画ベストテン」のグランプリは、是枝裕和監督の「海街diary」が受賞。同作が、作品賞、監督賞、撮影賞、主演女優賞、最優秀新人賞の最多5冠を獲得した。主演男優賞は渋川清彦と永瀬正敏、主演女優賞は綾瀬はるかが受賞。最優秀新人賞は広瀬すずと杉咲花、藤野涼子が選ばれた。
「海街diary」は、鎌倉の街を舞台に、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという人気女優が4姉妹を演じ、家族の絆が描かれた。原作は、小学館の「月刊フラワーズ」で連載中の吉田秋生(よしだ・あきみ)の人気漫画で、累計発行部数は250万部を突破、2013年のマンガ大賞を受賞している。
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原作と俳優の比較。左から香田幸役の綾瀬はるか、香田佳乃役の長澤まさみ、香田千佳役の夏帆、異母妹の浅野すず役の広瀬すず(C) 2015 吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ
37回目を迎える同映画祭は、自治体やスポンサーからの支援を受けず、会社員や学生など日本映画ファンがボランティアで主催している。
「海街diary」は、7日に発表された第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞でも、綾瀬はるかが主演女優賞、長澤まさみが助演女優賞、広瀬すずが新人賞を受賞した。
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