【UPDATE】2016/03/30 18:45
乙武氏の事務所は3月30日、「さまざまな話をいただいていたが、これまでもお答えしてきた通り、出馬の意向はない」と報道各社向けにコメントを発表し、夏の参院選に出馬しないことを正式に表明した。共同通信が伝えた。
【元の記事】
夏の参院選で自民党が公認候補として最終調整していた作家の乙武洋匡氏(39)の擁立が、見送られることになった。自民党幹部が明らかにしたとして、毎日新聞などが3月30日に報じた。週刊新潮が報じた不倫問題が影響し、立候補は難しいと判断したとみられる。
Advertisement
自民党は、乙武氏が安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」の象徴として目玉候補になると判断。参院選東京選挙区で現職の中川雅治氏に続く2人目の公認候補として出馬が検討されていた。しかし、週刊新潮が乙武さんが複数の女性と不倫関係にあったとする記事を掲載。乙武さんは公式サイトで事実関係を認め、謝罪していた。
(自民党:乙武氏の出馬見送りへ…参院東京選挙区 - 毎日新聞より 2016/03/30 11:23)
日本を元気にする会も乙武氏に出馬を要請していたという。
乙武氏はベストセラー「五体不満足」の著者として知られる。公式サイトで自身のコメントだけでなく、夫人の謝罪コメントも併せて発表したことでインターネット上などで批判の声が上がっていた。誕生日前日の4月5日に都内の高級ホテルで行われる誕生会で立候補表明する予定だったと報じられている。