中学生向け英語教科書に登場した「エレン・ベーカー先生」が「可愛すぎる」とネット上で注目を集めているが、作者は反響に戸惑いつつも「友達感覚で親しんでもらえるように描いた」とキャラクター造形の狙いについて語った。
エレン先生は、中学生向けの英語教科書「NEW HORIZON」(東京書籍)に2016年度版から登場したキャラクターだ。教科書に登場するイラストがTwitter上で4月5日に紹介されると、「本当に可愛い」「結婚したい」などと惚れ込む声が続出した。
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エレン・ベーカー先生のデザイン時のラフ画。電柱棒さん提供
エレン先生は主人公が通う緑中学校の外国語指導助手(ALT)として、英語を教えているという設定だ。アメリカ・ボストン出身で、大リーグのボストン・レッドソックスのファンだという。
今回の「NEW HORIZON」のキャラクターを手がけたイラストレーターの電柱棒さんは4月8日、ハフポスト日本版の取材に応じた。ネット上での反響に「正直これほどとは思わなかったので驚いています」としながら、次のようにコメントした。
以前、「NEW HORIZON」に出てくるキャラクターの10年後を描いた参考書「ミライ系NEWHORIZONでもう一度英語をやってみる」の挿絵を担当させていただき、その縁で今回のお話をいただきました。
エレン・ベーカー先生は、教師というよりは友達のような感覚で親しんでもらえるようなキャラクターとして描いたつもりです
電柱棒さんの公式サイトによると、エレン先生は2019年度版まで「NEW HORIZON」に登場する予定だ。
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