804便はエアバスA320型機。パリの空港を現地時間の18日午後11時9分に離陸。乗客56人と乗員10人が乗っていた。消息を絶ったのはエジプトの空域に入った直後で、約1万1300メートル上空を飛行していた。目的地のカイロに着く直前の19日午前2時45分に消息を絶った。
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エジプト航空のTwitterによると、乗客の内訳は、エジプト人30人、フランス人15人、イラク人2人のほか、イギリスやベルギーなど9カ国の人が1人ずつだった。日本人は含まれていなかったという。
■エジプト航空相「テロ攻撃の可能性が高い」
【UPDATE】ロイターによると、エジプトのファトヒ民間航空相は5月19日の会見で「技術的なトラブルより、テロ攻撃の可能性の方が高い」と述べた。また同社はギリシャの国防省関係者の話として、ギリシャ軍の船がクレタ島の南370kmの海上で、破片とライフジャケットが浮いているのを見つけたと報じた。804便の可能性がある。
朝日新聞デジタルでは「乗客乗員の生存は絶望視されている」と伝えている。(2016/05/20 07:41)
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エジプト航空804便の飛行したルート
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