かつて、ルイーザはドイツに暮らす12歳の少女だった。当時は、部屋のベッドの上に、モヒカン刈りでアイライナーを引いた、ある男性ボーカルグループのミュージシャンのポスターを飾っていたという。
ロバート・アンクルスは、男性グループ「レキシントン・ブリッジ」のリードシンガーだった。
ルイーザは10年後、まさにこの男性が自分の婚約者になるとは知る由もなかった。
シャンプー「ダヴ」の新CMで、私たちはルイーザとロブというカップルの愛の物語を知ることになる。この物語は、あるロマンチックなプロポーズで締めくくられる。
2人は、アメリカ・ロサンゼルスのアパートの中庭で出会った。ルイーザは、ドイツに暮らす自分のお母さんと電話で話していた。そのとき、ロブがその会話を耳にしてルイーザに自己紹介をした。そこでルイーザは、彼がかつて、ヨーロッパの男性グループのメンバーだったことが分かった——。そう、あのメンバーだ。
「その瞬間、物事がカチッとはまったみたいだったの」と、ルイーザは動画の中で語っている。「私が心の中で考えたのは、こんなことでした。『なんてこと。私、12歳のときに、あなたに完全に恋してた』」
私は、なんて幸運なのでしょう。さよならを伝えるのが、苦しくなる人ができるなんて。
ロブはどうだったかというと、彼も、瞬時にルイーザに惹きつけられていたようだ。
「僕は、最初の1週間のうちに、彼女をすごく愛していることに気づきました」と彼は言う。「彼女は非常に冷静です。彼女の存在は、僕がずっと求めていたもの。彼女が僕の人生で果たしてくれる役割は、僕がずっと必要としていたものなんです」
ルイーザは、伝統に大切にして「待っている女性」ではない。指輪を用意して、自らロブにプロポーズしようと決心した。どこで? 彼らが最初に出会ったまさにその場所だ。とっても素敵なひとときが展開していくのを動画で見てほしい。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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