「餃子の王将」社長射殺事件に関与か、軽乗用車を押収 京都府警

京都府警はこれまでの捜査で、防犯カメラの映像などから軽乗用車を特定した。
時事通信社

「餃子の王将」チェーンを展開する「王将フードサービス」の社長だった大東隆行さん(当時72)が2013年12月、本社前の駐車場で射殺された事件で、逃走用スクーターの調達に使われたとみられる軽乗用車を京都府警が押収していたと、朝日新聞デジタルなどが捜査関係者の情報をもとに6月11日に伝えた。

捜査関係者によると、押収した車は、事件前、スクーターが盗まれた飲食店の防犯カメラに映っていた。映像には車から降りた人物が鍵がついたまま止めてあったスクーターに乗り、車と一緒に走り去る様子が映っていた。

王将社長射殺事件に関与の車か 京都府警が押収:朝日新聞デジタルより 2016/06/11 12:06)

産経新聞によると、京都府警はこれまでの捜査で、防犯カメラの映像などから軽乗用車を特定。車がその後、九州に移動していたことなどを確認したという。

大東さん殺害現場付近で見つかったたばこのDNA型と一致した暴力団組員も九州におり、府警ではこうした押収物などを慎重に調べ、事件の解明を進めている。

【王将社長射殺事件】犯行関与?軽乗用車を押収 京都府警、ミニバイクと一緒に写る(1/2ページ) - 産経WESTより 2016/6/11 12:44)

ただ、発見された軽乗用車が事件に関係していることを示す直接的な証拠は見つかっておらず、京都府警は容疑者特定につながる手掛かりがないか車を詳しく調べる方針だ

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