イギリスの名門ロイヤルバレエ団は9月10日、9月に始まる2016/17シーズンから、所属する日本人ダンサーの平野亮一さん(32)と高田茜さん(26)を、最高位の「プリンシパル」に昇格したと発表した。
日本人で同団のプリンシパルになったのは、1988年にサドラーズウェルズ(現バーミンガム)ロイヤル・バレエ団でプリンシパルとなり、95年に英ロイヤル・バレエ団に移籍した吉田都さんと、93年に昇格した熊川哲也さん以来となる。
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今回はオーストラリア人とイギリス人のダンサーの2人も同時に昇格。ケビン・オヘア芸術監督は「いずれも並外れた才能を持っている。さらに花開くのを見るのが楽しみだ」としている。
平野さんは兵庫県出身。2001年に若手ダンサーの登竜門「ローザンヌ国際バレエコンクール」で入賞し、2002年に同団に入団した。2012年から2番目の階級である「ソリスト」だった。高田さんは東京都出身。2008年に同コンクールなどで入賞し、翌年同団に入団。2014年からファーストソリストを務めていた。
ロイヤルバレエ団は16日から3年ぶりの日本公演を行う。「ロミオとジュリエット」「ジゼル」の演目で東京、名古屋などを回る。
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以下は、2人の動画を紹介する。