トヨタ自動車は7月11日、日本を代表する乗用車「カローラ」の発売50年を記念し、限定500台の特別仕様車「50(ゴーマル) リミテッド」を9月1日から販売すると発表した。初代カローラで特徴的だった内装の赤色を復刻させ、スポーティーな内外装とした。
特別仕様車は、現行の小型セダン「カローラアクシオ」のハイブリッド(HV)車をベースにした。トヨタ社内で保管していた初代カローラのシートなどを参考に、内装の赤色を再現し、シートやドア、ダッシュボードに採用した。また、車名の由来となった「花冠」をモチーフとした当時のエンブレムを車体後部などに配置した。希望小売価格は240万円。
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カローラは1966年11月に発売を開始。乗用車が普及するモータリゼーションの波に乗り、日本の大衆車の象徴的存在になった。世界での累計の販売台数は4360万台、うち国内では1250万台を超える。