リオデジャネイロ・オリンピックの柔道女子52kg級で、中村美里が銅メダルを獲得した。2008年北京大会以来2度目の銅メダル獲得となる快挙。2012年のロンドン大会では初戦敗退していた。時事通信によると「金メダルが欲しかったので、悔しい気持ち」と語っている。
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柔道女子52キロ級2回戦でモンゴル選手を攻める中村美里(左)=7日、リオデジャネイロ 撮影日:2016年08月07日
スポニチによると、3位決定戦では地元ブラジルのエリカ・ミランダが対戦相手となり、大声援の中、延長戦での銅メダル獲得となった。
初戦となる2回戦で一本勝ち。準々決勝もゴールデンスコア方式の延長にもつれたものの最後は一本勝ち。ところが準決勝ではマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)に指導の差で敗れて3位決定戦にまわった。3位決定戦では、地元のエリカ・ミランダ(ブラジル)相手に指導1つずつで延長に突入。2分29秒に大内刈りでで有効を取り、銅メダルを獲得した。
■海老沼匡も銅
また、柔道男子66kg級で海老沼匡も銅メダル。海老沼はロンドン大会に続く2大会連続の銅メダルとなった。産経ニュースによると、こちらも競技後には悔しい気持ちを語っている。
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--短い間にどのように気持ちを立て直した?
「メダルを取るのと取らないのでは違うので、ぶざまな試合でも何でもいいからメダルだけは取って帰ろうと思った」
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