ドイツ新大統領にシュタインマイヤー氏 外相など歴任、トランプ氏批判も

ドイツの連邦会議は2月12日、新大統領にフランク・ワルター・シュタインマイヤー氏(61)を選出した。
Former German Foreign Minister and presidential candidate Frank-Walter Steinmeier attends a party meeting on February 11, 2017 in Berlin, on the eve of the presidential election. / AFP / dpa / Rainer Jensen / Germany OUT (Photo credit should read RAINER JENSEN/AFP/Getty Images)
Former German Foreign Minister and presidential candidate Frank-Walter Steinmeier attends a party meeting on February 11, 2017 in Berlin, on the eve of the presidential election. / AFP / dpa / Rainer Jensen / Germany OUT (Photo credit should read RAINER JENSEN/AFP/Getty Images)
RAINER JENSEN via Getty Images

ドイツ新大統領にシュタインマイヤー氏 外相など歴任

 ドイツの連邦会議は12日、新大統領にフランク・ワルター・シュタインマイヤー氏(61)を選出した。就任は3月19日付で、戦後ドイツの12代目の大統領となる。

 シュタインマイヤー氏は社会民主党(SPD)の政治家。2005年までのシュレーダー政権で連邦首相府長官を務め、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)との連立政権下では2度にわたって外相を務めた。

 イランと欧米との核合意に尽力したほか、ウクライナ問題でも最前線で交渉にあたった。米大統領選挙中にトランプ氏を「憎しみの伝道師」などと批判し、注目を集めた。

 今回の選出では、ほかに左派党や、ドイツのための選択肢(AfD)などから4人が立候補したが、シュタインマイヤー氏が1回目の投票で過半数を得た。大統領の任期は5年で、1度だけ再選が許される。ガウク現大統領は、1期での退任となる。(ベルリン=高野弦)

(朝日新聞デジタル 2017年02月12日 23時10分)

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(朝日新聞社提供)

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