JR秋葉原駅構内のトイレで4月23日正午、不審物が発見され調査のため昭和通り口が一時閉鎖された。機動隊の爆発物処理班などが出動し内部を調べたが、同日14時ごろ、爆発物ではなかったことが判明した。産経ニュースなどが報じた。
TBSニュースによると、秋葉原駅構内にある多目的トイレで、「不審物がある」との110番通報があった。トイレの個室内を調査すると、乾電池とリード線のようなものなどが入った箱が粘着テープのようなもので取り付けられているのが発見されたという。
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不審物が発見されたため、JR秋葉原駅・昭和通り口のシャッターが閉鎖された。
駅構内にあふれる人々。現場は一時騒然となった。(写真の一部を加工しています)
駅入り口付近には爆発物処理用重機とみられる車両を積んだトラックが停車していた。
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秋葉原駅構内の脇には、ガラス張りになっている壁の外から構内の様子を撮影しようとする報道陣で溢れかえっていた。
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【UPDATE 2017/04/23 18:00】
朝日新聞デジタルによると、トイレ内からは乾電池とリード線がついた基板が見つかった。基板は粘着テープで荷物棚の下に固定されており、万世橋署は当初、芳香剤の自動噴霧装置とみていた。しかし業者に問い合わせたところ、基板は芳香剤のものではなく、自動開閉式のサニタリーボックスの一部(センサー部分)とみられるという。
警視庁は、何者かがいたずら目的で置いた可能性もあるとみて、威力業務妨害などの容疑で調べている。