小池知事、自民に離党届を提出 対決姿勢鮮明に
小池百合子・東京都知事が1日、自民党に離党届を出した。地域政党「都民ファーストの会」を率いて臨む都議選(23日告示)に向け、自民との対決姿勢を鮮明にする狙いがあるとみられる。同党の下村博文幹事長代行は1日、報道陣に対し、小池氏の離党届を受理する方針を明らかにした。
小池氏は1日の定例記者会見で、「これまで(自民に)進退伺を出して判断を委ねてきたが、なかなか決めてくれないので(離党届を)提出した」と述べた。
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自民の衆院議員だった小池氏は昨年8月に知事に転身。都政運営などを巡って自民都連と対立する一方、自民党籍を残したままで、その政治姿勢を疑問視する声があがっていた。1日には自ら率いる地域政党「都民ファーストの会」の代表に就く予定で、都議選への対応を本格化させる。
(朝日新聞デジタル 2017年06月01日 15時23分)
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(朝日新聞社提供)