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2017年07月23日 15時46分 JST | 更新 2017年07月23日 15時50分 JST

狩猟愛好家に殺されたライオン、セシルの6歳の息子も射殺される

ジンバブエの人気ライオン、セシルが弓矢などで殺されてから2年。今度は別のハンターがセシルの息子、ゼンダを射殺した。

アメリカのトロフィーハンター(趣味のために狩猟を行う人々)が、ジンバブエの人気ライオン、セシルを弓矢などで殺してから2年。今度は別のハンターがセシルの息子、ゼンダを射殺した。

テレグラフによると、6歳のライオン、ゼンダは、ジンバブエ北西部、ワンゲ国立公園の外で撃たれたという。7月20日、ハフポストUS版の取材に、公園のライオンの観察を続けていたオクスフォード大学の動物学者、アンドリュー・ラバリッジ氏が答えた。

ラバリッジ氏によると、国立公園は保護区のため狩猟は禁止されているが、今回の狩猟は公園外で行われたため、合法だった。しかし、「誕生してからこれまで我々が調査を続けてきた、有名な動物の死を、悲しんでいる」と声明を発表した。ゼンダはつがいになる3匹のメスと7匹の子を残して旅立った。

父のセシルは、ワンゲ国立公園で人気のライオンだった。同じくトロフィーハンターの歯科医ウォルター・パーマー氏によって殺された後、こうした狩猟が認められるべきかどうかについて、世界中で論争が巻き起こった。

狩猟で殺されたライオンと一緒に撮影する、アメリカの歯科医師ウォルター・パーマー氏(左)

世界的な動物保護団体「パンセラ」のルークハンター博士は、ハフポストUS版の取材に、国立公園のような保護区域のすぐ隣で狩猟が許可されていることは、非常に問題があり、バッファーゾーンが必要だと語った。

ゼンダの死によって、ゼンダの保護していたメスや子供たちが、他のグループからの攻撃にさらされる危険性が増すだろうと話している。

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