任期中の妊娠についてバッシングを受けていたと告白した鈴木貴子衆院議員(31)が9月7日午後、都内の病院で女児を出産した。共同通信が報じた。
鈴木氏の父で、政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表は8日、「予定日より一週間早かったが、とにもかくにも良かった」と公式ブログで報告した。
家内から「貴子が女の子を出産した。母子ともに元気だ」と電話が入った。何よりの知らせであり、安堵したものである。
「切迫早産の恐れあり」と7月病院から言われ心配していたが、予定日より一週間早かったが、とにもかくにも良かった。
家内に言わせると「色白でしっかりした顔つきだ」というので、私は「お前がそういうのだから間違いないないだろう」とお互いノー天気なやり取りをする。
20時過ぎに貴子から電話があり、元気な声だったので安心した。赤ちゃんの写真も送ってくれ、家内のいう通りだった。
大きな心配が喜びに変わり、神仏のご加護、多くの皆さんに感謝したい。
■任期中に妊娠を発表、バッシングも
鈴木貴子氏は、宗男氏の長女で現在2期目。2016年2月に民主党を離党して、現在は無所属。自民党の院内会派に所属している。同年10月に、北海道釧路市内の同じ小学校に通っていたカメラマンの男性と結婚した。
貴子氏は2017年7月12日、自身のブログ上で妊娠を公表。激励を受けた一方でバッシングがあったことをブログで明らかにしていた。
「だから女性議員っていうのは・・・」
「任期中の妊娠はいかがなものか」
「一旦辞職すべきだ」
「職務放棄ではないか」
といったご意見もありました。
こうした批判に対して貴子氏は「国民の代表としての責任、公人としての立場もあります。しかしながら、女性が妊娠することがそれらを放棄している、という考えには、私は承服しかねます」と反論していた。