ニューヨーク・マンハッタンで起きた乗用車によるテロ容疑事件で、逮捕された容疑者は、ウズベキスタン国籍の29歳の男だったことが11月1日、明らかになった。CNNなどが報じた。
CNNによると、事件は10月31日午後3時(日本時間11月1日午前4時)に発生。アメリカのホームセンターが貸し出しているピックアップトラック(後部が荷台になっている乗用車)がスクールバスに衝突した後、自転車用の側道に侵入。少なくとも8人が死亡し、11人がけがをした。
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運転していた男は車から出る際、「アラー・アクバル」と叫んだという。アラビア語で「神は偉大なり」を意味する。男は捜査員に腹部を撃たれて負傷。身柄を取り押さえられた後、病院に運ばれた。
男はウズベキスタン出身の29歳で、2010年にアメリカに入国。フロリダ州タンパに住んでいる可能性があるという。
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ABCニュースによると、男はモデルガンを2丁所持していたという。アメリカ連邦捜査局(FBI)は男の自宅や関係先を捜索するなどして事件の全容を解明する方針。