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2018年03月20日 10時18分 JST | 更新 2018年03月20日 10時26分 JST

5000万人分のFacebook情報、トランプ陣営の企業が選挙に不正利用か

英米の議員から規制求める声 

Facebook CEO Mark Zuckerberg is seen on stage during a town hall at Facebook's headquarters in Menlo Park, California September 27, 2015. REUTERS/Stephen Lam/File Photo
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Facebook CEO Mark Zuckerberg is seen on stage during a town hall at Facebook's headquarters in Menlo Park, California September 27, 2015. REUTERS/Stephen Lam/File Photo

2016年のアメリカ大統領選でトランプ陣営を支援したイギリスのデータ分析企業ケンブリッジ・アナリティカが、Facebookの5000万人分を超える個人情報を不正に利用した可能性があることが分かった。

米紙ニューヨーク・タイムズと英紙ガーディアンが3月19日までに、内部告発者、クリストファー・ワイリー氏の証言として報じた。

Facebookは先週、ケンブリッジ・アナリティカがユーザーデータの利用に関する自社の規定に違反したとして、同社との取引を停止したと発表していた。

報道によると、Facebookのユーザー調査をした英ケンブリッジ大の心理学教授が、そこで得た約27万人分の個人的嗜好や行動にまつわるデータを、不正にケンブリッジ・アナリティカに渡したという。

ウォールストリートジャーナルによると、ケンブリッジ・アナリティカには、共和党の大口献金家が出資しており、2016年の米大統領選で、トランプ氏やテッド・クルーズ上院議員などの候補者に対しサービスを提供した。同社は選挙戦において、有権者に対する訴求効果を高めることを目的に創業された。

アメリカやイギリスでは19日、Facebookの情報管理の在りかたに対する議員からの批判が高まっている。

イギリスでは、同社のマーク・ザッカーバーグCEOに議会での説明を求める意見が相次いだ。アメリカでも、共和党のジョン・ケネディ上院議員らがザッカーバーグ氏に議会証言を求める書簡を公表した。