ももいろクローバー、10周年を迎え「前を向いて頑張っている姿を、ファンに見せたい」

「結婚しても『ももいろクローバーZ』であり続けたいよね」

10周年のももいろクローバーZ「後ろを振り向かないのは私たちらしい」

4人体制となって初のシングルである『笑一笑~シャオイーシャオ!~』を発売するももいろクローバーZ。『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』の主題歌であり、ももクロらしい、前向きで元気が出てくる一曲に仕上がった。しかし、その制作の裏では変化する状況への不安や葛藤もあったようで...。グループとして10周年を迎える現在の彼女たちの心境を聞いた。

■急な4人体制に不安も「でも、前を向いて頑張っている姿を、ファンに見せたい」

2018年、突如4人体制となって再スタートしたももいろクローバーZ。その新曲がさっそく『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』の主題歌に決定した。

「最初はこれから4人でどうしていくんだろうって不安もありました。でも、そんなタイミングでこの映画のお話をいただいたんです。だから寂しさや怖さの余韻に浸る暇もなく、お仕事に没頭することができて」(高城れに)

「『後ろを振り向かない』というのは私たちらしいし、映画のキャラクターみんなが仲間でいてくれるような感じがしたんです。だからちゃんと前を見て歩くことができました」(百田夏菜子)

ライブで披露する振り付けは、すべて"4人バージョン"に修正。身体に染み付いている振り付けを変更するのは大変だったと語りながら、振り付けを覚えているファンの驚き顔も見えるという余裕も。

「4人バージョンとなった振り付けを新たに覚え直さなくてはいけなかったので、ライブではほとんど新曲をやるみたいな感じでした」(佐々木彩夏)

「最初は4人となることに不安もありました。でも、4人体制となったももクロが、前を向いて頑張っているところを見せたら、またファンの方たちが驚いてくれるかもしれない、喜んでもらえるかもしれない。あれもやってみよう、これもやってみようって今すごくワクワクしています」(玉井詩織)

グループとして変化していくことで、その先にある可能性も見出せると、メンバーは前向きだった。

■「結婚しても『ももいろクローバーZ』であり続けたいよね」って話しています

仲が良いこともももクロの魅力のひとつだが、撮影中も佐々木が高城にちょっかいを出してみんなで笑うなど、和気あいあいとした雰囲気。新体制にあたり、グループとしての目標を聞いてみると、真剣な表情を見せてくれた。

「女性グループとして長く続けていくのがいかに難しいのかは承知です。けどやっぱり何事も続けることに意味があると思っていて。目標は結婚しても、『ももいろクローバーZ』でいること。結婚したら今のカタチをそのまま継続できるのかはわからないけど、グループとしてあり続けたいです」(玉井詩織)

"アイドル好き以外"をも巻き込んで夢中にさせた元気いっぱいのアイドル・ももいろクローバーZも、この夏10周年を迎える。たくさんの夢を叶えてきた彼女たちだが、まだ実現していない夢もたくさんあるという。なにがあっても前向きに頑張る彼女たちの新たなスタート。さらにパワーアップして、最高の笑顔を届けてくれることだろう。

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