全仏オープンで選手とボールボーイが衝突 ⇒ 選手の行動が「神対応」と話題に

これが「真のスポーツマンシップ」

テニス4大大会(グランドスラム)のひとつである全仏オープン。今年も多くの熱い戦いが繰り広げられている中、まさかのハプニングが起きた。

ハプニングが起きたのは、1日の男子シングルス3回戦、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)対ダミル・ジュムール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の試合中。

アウトになり、高く舞い上がったボールを取ろうとしたジュムールとボールボーイがぶつかってしまったのだ。両者ともにボールを見上げていたためお互いに気づかず、ボールボーイは倒れ込んでしまう。

頭を抱え込み、コートに横たわるボールボーイ。ジュムールも一瞬、動揺を見せるもののすぐにボールボーイの元に寄り添い、抱きかかえる。立ち上がると、最後には後ろからハグをして送り出した。

Matthew Stockman via Getty Images

幸い、ぶつかってしまった2人に怪我はなかった。ジュムールはズベレフに逆転を許して試合には負けてしまったものの、ファンからは「試合には負けてしまったけど、素晴らしかった」「これが真のスポーツマンシップだ」などの声が上がった。

試合後、ジュムールはツイッターを更新。「新しい友達(ボールボーイ)へ、ごめんね。でも怪我がなくて良かった」と呟いた。

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