「F3 マカオGP」で大クラッシュ。ソフィア・フローシュ選手の車が猛スピードで空中に。坪井翔選手らが負傷【UPDATE】

この事故でレースは赤旗中断となり、両選手はリタイアした。
事故直後、ソフィア・フローシュ選手を救出するスタッフ
事故直後、ソフィア・フローシュ選手を救出するスタッフ
China Stringer Network / Reuters

レーシングカーが猛スピードで空中に舞い上がり、コース外に激突する衝撃の映像が届いた。

11月18日、中国・マカオで開かれた自動車レース「F3ワールドカップ・マカオGP」決勝の一幕だ。市内の公道を利用したマカオGPは、モナコGPと並んで「世界一過酷な市街地レース」として知られ、1954年から開催されている。

ドイツの女性ドライバー、ソフィア・フローシュ選手(17歳)の車が4周目に入った際に、マシンが宙に浮き、ガードレールを超えてカメラマンの撮影エリアがある防護壁に激突した。レースは赤旗中断となった。

ソフィア・フローレシュ選手(公式Twitterより)
ソフィア・フローレシュ選手(公式Twitterより)
Twitter/sophiafloersch

すさまじい事故の様子にドライバーや関係者の安否が心配されていたが、AUTOSPORT webによると同GPのメディアセンターから「5名が負傷。全員が意識があり、病院に搬送され治療を受けている。搬送されたのは2名のドライバー、2名の写真家、1名のマーシャル」と主催者発表があったという。

香港メディアの「香港蘋果日報」は、事故の瞬間の写真を撮影。激突場所で動揺するカメラマンの様子などを大きく報じている。

【UPDATE】クラッシュに巻き込まれて病院に搬送された日本人ドライバーの坪井翔選手がTwitterを更新し、無事であることを報告した。フローシュ選手も命に別状はないという。坪井選手は「ヘルメットにも傷がついていましたが、本当に運が良かったです」とホッとした様子を見せている。(2018/11/19 11:04)

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