『M-1』上沼への暴言騒動 芸人先輩ら2人に苦言「本当に情けない話」
お笑いコンビ・とろサーモン久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナ武智(40)が、『M-1グランプリ2018』で審査員を務めた上沼恵美子(63)に対して暴言を吐いた騒動で、オール阪神・巨人のオール巨人(67)、博多華丸・大吉の博多大吉(47)、ナインティナインの岡村隆史(48)ら先輩芸人が2人に対して、苦言を呈している。
審査員を務めたオール巨人は5日のブログで「年に一度の皆さん楽しみの、楽しまれた折角のM-1なのに、つまらん本当に情けない話が」と、後輩芸人たちが起こした騒動に言及。「僕として、触れない訳にはいかないので、...ですが、ここでどうのこうの、書けないし 書きませんが、しっかりした大人に成れって伝えました!」とつづり、久保田らに対して「先輩としてM-1に携わってるものとして、会った時にちゃんと話しします」「ここは此くらいでご了承ご理解下さい!」とした。
16年、17年大会で審査員を務めた大吉は、5日放送のTBSラジオ『たまむすび』に出演。「今年、僕は審査員やってないので、本当はしゃべるつもりはなかったんですけど...」と切り出し「またバカ後輩たちがやらかした。ネットを見たらそのニュースしかないんですよ」と呆れ。怒りをにじませつつ「僕史上、最大級の雷を落としますよ、あの2人には。挽(ひき)肉どころじゃない。こねて炒めて火を通して...。お任せ下さい。コテンパンにしてやります」と伝えた。
岡村は6日深夜放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で「ほんまになんと言うてあげたらええのか。悪いのはあの2人ですけど、思うに、みんなM-1出てきて決勝出る人って、ほんまに漫才が好きで、M-1に懸けすぎてるんですよ。わかるんですけど、抑えるところは抑えとかんと」と思いを吐露。
暴言を吐いた動画について「何回観てもアカンわ、おれ、悲しくなるというか、これはアカンわって思う」とがっかり。それでも最後は「まさか(ラジオを)聴いてくれはらないとは思いますけど、すみませんでした。お許しを」と上沼に謝罪した。
また、南海キャンディーズの山里亮太(41)も5日深夜放送のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』で、決勝戦を振り返りながら「変な配信があったね、夜中に。それはね、おれが審査員だったら0点つける」と言及。「久保田、武智、SNS講習で習ったろ? 『飲んだらやるな。やるなら飲むな』って」と語りかけ「何やってんだよ!」と叱責した。
事の発端となったのは、今回のM-1で7位だった武智が放送後に配信したインスタライブでの動画。昨年のM-1王者の久保田が泥酔した状態で登場し、名指しはしないものの審査員の上沼に対して「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください」などと厳しく批判。撮影していた武智も相槌を打っていた(動画はすでに削除済み)。