フランスの大学生が、飛行機に爆弾脅迫。理由は「親に会いたくなかった」

匿名電話の主は23歳の大学生だったと警察が発表。なぜそんなに親に会いたくなかったのだろう。
イージージェットの飛行機(イメージ画像)
イージージェットの飛行機(イメージ画像)
Boarding1Now via Getty Images

フランスで1月18日、爆弾が仕掛けられているという連絡を受けて、飛行機が引き返す騒ぎが起きた

爆弾脅迫を受けたのは、フランスのリヨンからレンヌに向かっていた、ヨーロッパの格安航空会社イージージェットのEZY4319便。

「機内に爆弾が仕掛けられている」という匿名の電話が警察にかかってきたため、飛行機はリヨン空港に戻った。到着後、警察によって機内が捜索されたが、結局爆弾は発見されなかった

匿名の電話について調査を進めていたレンヌ警察は、電話の主がレンヌに住む23歳の大学生だと判明したと発表した。飛行機には、息子に会うためにレンヌに向かっていた大学生の両親が搭乗しており、大学生は両親に会いたくなかったという。

インディペンデント紙によると、警察は容疑者の身柄を拘束し「誤った情報で飛行機の安全を損なった罪」で起訴した。

もし有罪になれば、5年の懲役と7万5000ユーロ(約930万円)の罰金が課せられ可能性がある。裁判は5月21日に開かれる予定だ。

容疑者がどうして親に会いたくなかったのか、理由は明らかされていない。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。

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