大谷翔平、“アメリカンジョーク”に成功「今度はカンペなしで」新人賞授賞式で笑い誘う

ニューヨークで開かれた全米野球記者協会(BBWAA)の夕食会でスピーチしました。
大谷翔平選手
大谷翔平選手
Alex Trautwig via Getty Images

メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が1月26日、ニューヨークで開かれた全米野球記者協会(BBWAA)の夕食会でスピーチし、見事な"アメリカンジョーク"を放った。

流暢な英語スピーチを披露した後、「今度はカンペなしだといいのだけれど」と締めくくり、会場の笑いを誘った。

大谷はスピーチ台に立つと「たくさんの偉大な選手と一緒にこの場に立てることは、とても光栄です」と切り出し、夕食会に出席した両リーグのMVPや新人王に輝いた選手たちをたたえた。

エンゼルスやチームメイト、自分のエージェントに向けて、日ごろからのサポートに対して感謝も述べた。両親が日本から駆けつけたことを紹介すると、会場は拍手が起きた。

最後に、スピーチ台の上に置いた小さなペーパーを手に取りながら、次のように締めくくった。

《 今度この場に立つ時は、このチートシート(カンペ)が必要ないといいのだけれど(Hopefully I will not need this cheat sheet next time I'm up here.) 》

大谷の"アメリカンジョーク"に会場は笑いが起き、拍手喝采でスピーチを終えた。

BBWAAが主催する夕食会は、1924年から開催され、毎年1000人近いゲストを招待。前年度のMVP、サイ・ヤング賞、新人王などの受賞者を表彰しており、大谷はア・リーグの新人王に選ばれている。野球版のアカデミー賞授賞式とも呼ばれている。

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