2019年のスーパーボウルの試合に退屈した人は、その後に放送されたスター発掘番組『The World's Best (ワールド・ベスト)』をさぞかし楽しんだ事だろう。
20歳の時に車の事故で右手を失った伊藤真波さんは、アメリカのTV局CBSで放送された新しいスター発掘番組『The World's Best』で華麗なバイオリンのソロ演奏を披露し、次のラウンドに進出した。(動画は、Facebookに投稿された伊藤真波さんが演奏する様子)
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伊藤さんは水泳選手としてパラリンピックにも参加しているが、彼女の紹介ビデオによると、事故後は絶望感に苛まれ、1年間家から出なかったという。番組で"ミラクル・バイオリニスト"と呼ばれた伊藤さんは、人々に勇気を与えたかった、と語った。
その目的は達成されたと言っていいだろう。アメリカのエンターテイメントニュースによると、「あなたは才能があるだけでなく、あなたの人生観を世界が必要としている」と審査員の米女優ドリュー・バリモアは言った。
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ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。