この海に浮かぶ家は、ドバイに本当に存在する(画像)

水面下のマスターベッドルームにガラス壁の付いたバスルーム、ガラス床の付いたジャグジー… この夢のような家は現実に存在する。そう、ドバイにだ。
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ドバイで進行中の「フローティング・シーホース(Floating Seahorse)」建設計画について初めて書いたとき、私たちは私たちは恐れ多くて…少しばかり懐疑的だった。

提供された写真は、凄すぎて現実化するようには見えなかった。この計画には、完璧に水面下の主寝室にガラス壁の付いたバスルーム、ガラス床の付いたジャグジー、土台の周りを包んだ人工礁が組み込まれていた。

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クールだけど、本当に実現できるの? …そう思っていた。

さて今回、この計画のデベロッパーは完成予想図を現実のものとした。世界初の「フローティング・シーホース」は完璧で、ドバイ沖で進められている巨大な人工島プロジェクト「ザ・ワールド(The World)」の真ん中に浮かんでいる。実物の写真を見てからだと、こう言わざるを得ない。「私たちは今や、信者になりつつある」と。

オリジナルの完成予想図では、鮮やかなサンゴ礁、好奇心旺盛なカメ、そしてテクニカラーで色付けしたような魚の群れが描かれていて、少しばかり高いハードルが設定されているかに思えたが、実物もなかなかに幻想的だ。

ドバイのデベロッパー「クラインディーンスト・グループ(Kleindienst Group)」の広報担当者によれば、建造物には家具が一通り揃っていて、現在、サンゴ礁の庭園建設に取り掛かっている模様だ。第一計画では42棟の「フローティング・シーホース」がドバイの海に浮かぶ予定だという。

「フローティング・シーホース」は推進力を持たないボートだという。つまり、この建造物は移動能力がないので、「ザ・ワールド」の1部である「ザ・ハート・オブ・ヨーロッパ(The Heart of Europe)」の人工島の中でドッキングされる予定だ。

42棟のヴィラのすべてが、2016年末までに完成予定だ。クラインディーンスト・グループによれば、もう既に投資家たちによって完売しているらしい。しかし、今回の「フローティング・シーホース」セットは、あくまで「第一弾」。最終的には、合計で131棟のハウスが建設される予定になっている。

プレスリリースによれば、今回のプロジェクトの名前はペルシャ湾の海洋生物の保護に関連しているらしい。「当社は、超高級リゾートの真下に人工サンゴ礁を造成する予定です。こうすることで、タツノオトシゴ(シーホース)が安全に生息し、繁殖することができるように、この地域を保護することになるのです」と、このデベロッパーは語った。サンゴ礁庭園はまだ建設中なので、この地域が生物たちにとって生存可能な生息地になるかどうかは、時が経たなければ分からないだろう。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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The Floating Seahorse
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The Kleindienst Group is building 42 partially submerged floating homes off the coast of Dubai, creating what is likely the world\'s first submarine suburb. (credit:Kleindienst Group)
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