クリス・エヴァンス、イケメン扱いに違和感「みんなを騙している気がする」

「朝、起きたばかりの僕がどんなだか知らないだろ?」

クリス・エヴァンスは、現在、最もカッコいい俳優の1人だが、本人はそのようには思っていないらしい。

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ポッドキャストの人気番組『Thirst Aid Kit』で司会者に「いつ自分がカッコいいって気が付いた?」と質問されたエヴァンスは、笑ってこう答えた。

「何だって? まさか! 僕は、いまだにみんなを騙している気がするよ。朝、起きたばかりの僕がどんなだか知らないだろ? むさ苦しいったらないよ・・・子供の頃の写真を見れば分かると思うけど、そんなんじゃないんだ」

キャプテン・アメリカを演じてきたエヴァンスは、実際もヒーローのような見た目をしているにもかかわらず、少年の時から"周りに勝っている"と感じたことがなく、10歳の頃が「人生の中で1番つらい時期だった。こういった人物は、こじらせた状態を(大人になっても)引きずってしまうものだ」と語った。

キャリアの初期は特に、スポーツ万能な優等生のような役柄(2001年の『あるあるティーン・ムービー』など)にキャスティングされることが多かったエヴァンスだが、エヴァンスは、自身をカッコいいと感じたことがないという。「すごくマヌケ。みんなは良く言うかもしれないけど、本当に僕はそういう性格なんだ」。

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ちなみに、自身のひげについては気に入っているようだ。エヴァンスのひげ姿は、今年の4月に公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも見られるが、すでにネットでは絶賛の声が相次いでいる。「これは自分でもすごく気に入っている。普段も割とひげは伸ばす方だよ。剃るのは余り好きじゃない。ひげがあったほうが正体がバレにくいのもある」。しかし、ひげ専用のオイルについては一線を引いているようだ。「何人からかひげに塗るオイルを勧められた」と語り、こう笑いながら続けた。「誰がひげにオイルなんて塗るの? 気持ち悪いよ。朝、くしを入れて寝癖を直せばいいだけだよね。そもそもグルーミングするほど生えてない」。なるほど、やはり朝のエヴァンスは、本当はそれほどむさ苦しくはないのだろう。

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(2018年1月25日AOLニュースより転載)

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