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2015年03月15日 23時10分 JST | 更新 2015年05月15日 18時12分 JST

びっくり!ノルウェー人の冬W杯の楽しみ方が想像以上にすごすぎた

ノルディックスキーのワールドカップは、現地では「スキー祭り」とも呼ばれ、ノルウェー人にとっての一大イベント。

冬とスポーツを楽しむ天才、北欧ノルウェー人 Photo:Asaki Abumi

■ノルウェーでみた、最高の観客の姿

ノルディックスキーのワールドカップは、現地では「スキー祭り」とも呼ばれ、ノルウェー人にとっての一大イベント。首都オスロにある、スキーの聖地「ホルメンコーレン」で開催される。

この行事が、「すごいらしい」という噂を聞きつけ、今年(3月13~15日)の開催期間中に、初潜入。そして、びっくり仰天。文字でよりも、写真でぜひご覧いただきたい。

地下鉄駅で、カオス Photo:Asaki Abumi

中心地から目的地方面の地下鉄駅で、まず異変発生。

大量のノルウェー人。オスロでは、交通機関が日本の満員電車のように混雑するということが、ほぼないはずなのに。

どこに行くのですか? Photo:Asaki Abumi

たくさんの人が、リュックサックを背負っている。登山とキャンプに行く途中の集団にしか見えない。車内では大音量でラジオをかけて歌っている人も。

なんとかして、到着。そして、さらに不思議な世界へ突入。

Photo:Asaki Abumi

ノルディック柄セーターを着た、おじいちゃんとおばあちゃん達が、ダンスでお出迎え 。

Photo:Asaki Abumi

普通の観客席からの様子。ノルウェー王室も一緒に観戦。

噂の「すごいノルウェー人」たちは、このメイン会場ではなくちょっと離れた、「フログネルセーテレン」という場所に出没する。選手達は、これらのエリア周辺で競技するので、どちらにいても選手の活躍する姿は観戦できる。

そして、このような光景に早変わり。

Photo:Asaki Abumi

選手達が滑るルートは山の中。そして、これぞノルウェー人の万全の応援体制。 

目の前を選手達がびゅんびゅんと滑りぬける。観客と選手の距離が、近い Photo:Asaki Abumi

Photo:Asaki Abumi

ノルディック柄やマリウス柄という、典型的なノルウェーのセーターを着て応援する

Photo:Asaki Abumi

リュックサックの中には、大量の食料。焚き火をしながら、お酒を飲み、ソーセージを食べるのが、ここでの常識

Photo:Asaki Abumi

突っ込みどころが満載の写真が何百枚も撮れる、最高の場所だと確信

Photo:Asaki Abumi

焚き火で焼いたソーセージを食べることが、この日は絶対。持参したケチャップやマスタードをかけて、何個も食べる。大学生と社会人が混ざったこのグループは、前日からキャンプして楽しんでいたそう。「みんなでわいわいするのが楽しい」と語ってくれた。

Photp:Asaki Abumi

「これぞノルウェー」な王道を貫き通すのが、暗黙のルール。みんなが似たような格好をして、同じようなものを食べる。個性より、集団に属し、同じようなことをすることが、この日は好まれる。

ソファーやテーブルまで、わざわざ山中に持ち込んでいる人たちも。自宅にいるかのように、リラックス。

テントが観客の中に埋もれている、すごい光景 Photo:Asaki Abumi

ノルウェーでは自然は皆のもの。スキーなどのスポーツや、キャンプは無料で自由に可能。主催者側によると、初日にテントで寝泊りした人は6000~7000人。

もはやここはキャンプ場 Photo:Asaki Abumi

前日から寝泊りする人が多いが、最高のスポットを確保するために、1週間前から場所取りをする人もいるとか。

至る所で焚き火がされているので、煙でいっぱい。

Photo:Asaki Abumi

圧倒的にノルウェー人が多い中、隣国のスウェーデン人もがんばって応援

スウェーデン人だって、負けない Photo:Asaki Abumi

Photo:Asaki Abumi

至る所に、地面に落とし穴らしきものが作られている。焚き火をするための穴であり、段差を作って、座るのが目的。

Photo:Asaki Abumi

観客の多くがなぜスキー板を持っているのか?

試合終了後に、「地下鉄で帰宅」組、「そのままキャンプ」組、そして、「スキーしながら帰宅」組に分かれるから。「スキー板を履いて、うまれてくるノルウェー人」という言い伝えは、本当のようだ。

Photo:Asaki Abumi

水筒にソーセージを入れている人も発見。なぜ、この日だけ、そこまでソーセージをみんなで愛してやまないのか?

ノルウェー人といえば、「シャイな国民性」が北欧各国の中で飛びぬけているのだが、ここにはシャイな人はいなかった。積極的に、「俺達の写真とって!」とアピールしてくる人が続出。

Photo:Asaki Abumi

この距離なら、選手にも、観客からの声援が届く。

Photo:Asaki Abumi

こういうワールドカップなら、私も観客として毎年参加したいと思った。冬も、山も、スポーツ観戦も、色々なことが大好きになりそう。日本から飛行機に乗ってまで、体験する価値がある。

関連記事「All About ジャンプ台からは絶景!スキーの聖地ホルメンコーレン」

Photo&Text:Asaki Abumi