アップルの完全無線イヤホン「AirPods」も新モデル登場か

イヤホン部分の改良が加わる可能性も。

『iPhone X』や『Apple Watch Series 3』など大ネタ多数のiOS 11 GMリークから見つかった小ネタ。人気の無線イヤホン AirPods にも新型が控えているようです。

画像は流出した iOS 11 GM から見つかった、AirPods セットアップ用のアニメーション。2016年発売の現行モデルとほとんど違いが分かりませんが、充電ケースの外側正面に、おそらく充電状況インジケータと思われる点が空いています。

現行モデルでは充電インジケータLEDはAirPodsを収納するスロットの中央にあるため、フタを開けて確認が必要です。

...in full, animated glory 😂 pic.twitter.com/dbU6WaU1B4

— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年9月9日

さらに細かい間違い探し的な差としては、充電ケース背面の(再)ペアリング用ボタンが、下寄りからほぼ中央に移動しています。

内部的にも AirPods 1,2 の識別子があることから、現行とは別のハードウェアであることは確実です。

問題は充電LEDやボタンの場所以外に違いがあるのか否か。アップルに限らず、新モデル扱いにしないまま微妙な改良や改善を施したリビジョン違いが流通するのはよくある話です。

一方、外見を変更しないまま、例えばバッテリー駆動時間であったり感度であったり、イヤホン部分の改良が加わることも可能性としてはあり得ます。

また AirPods はモーションセンサの内蔵により、トントンと叩くジェスチャで一時停止やSiri呼び出しなどを左右それぞれに設定できます。改良版ならば、こちらの方面で見えない進歩もないではありません。

(夢を膨らませれば、他社のもっと大きなイヤホンが採用するようなタッチ操作で、縦に指を滑らせて音量調整など。あるいは筋電センサか何かで表情ジェスチャや耳にタッチして操作etc)。

とはいえ、単体で売りになるような大きな改良の場合、これまでなんのうわさもなく、外見もほぼおなじままいきなり投入されることも考えづらく、また現行の AirPods でも相変わらず品薄が続くほどに売れていることを思えば、やはり小さな改良のみに留まると考えたほうが無難かもしれません。

次のアップル スペシャルイベントは 9月12日、日本時間で9月13日午前2時から。新 iPhone や新 Apple Watch 、4K対応Apple TV などが発表になるとみられますが、AirPods も新型としてキーノートプレゼン中に触れられるとはかぎりません。

【関連記事】
(2017年9月10日Engadget日本版「
」より転載)

注目記事