アップル系うわさサイトのMacRumorsによると、同サイトの読者が新しいMacBook Proについて質問メールを送ったところ、アップルのティム・クックCEOから「お楽しみに(Stay tuned)」という返信が来たことが伝えられています。
今月7日から開催されたスペシャルイベントにて新型が発表されなかったMacBook Proですが、このメールが本当であれば明るい材料となります。
昨年の5月に2015年型が発表されてから1年以上が経過したMacBook Pro。
2016年の新型は、アップルがイベントを開催するたび「今度こそ出る」と噂されながら、肩すかしされる事態が繰り返されています。
今年6月のWWDC2016でも正式発表への期待が高まる中で姿を見せず、今月のスペシャルイベントでも最後に控えているはず......と見守られたものの、お披露目されることはありませんでした。
そんななか、「Macのラインから撤退するの?」という趣旨のメールを送ったMacRumorsの読者に対して、ティム・クックCEOから返信があったとの報告あり。
クック氏が送ったとされるメールでは「私はMacを愛しているし、我々(アップル)は専念している。お楽しみに(Stay tuned)」と書かれています。
MacRumorsはこのメールが本物であるとは全面的に保証しきれないとしつつも、メールのヘッダを見る限りではアップルの社内サーバから発信されたと推測できるとのこと。
アップルの重役はときおり顧客のEメールに直接返信することもあるが、代わりに広報チームが対応したかもしれないとの可能性が付け加えられています。
新MacBook Proについては、OLEDタッチバーがファンクションキーを置き換える、電源ボタンにTouch IDが内蔵されるなどの噂が次々と飛び出す一方で、公式にアップルが新MacBook Proに言及したことはありません。
今月21日に日本でも最新OSのmacOS Sierraが正式公開される予定ですが、それに合わせて何らかの「公式見解」が発表されないか......筆者もいちMacBookユーザーとして、心から望んでやみません。
(2016年09月12日 Engadget日本版「テイム・クックCEO、新MacBook Proについて「お楽しみに」と回答」より転載)
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