画像認識ソフトウェアを開発するMicroBlink社が、携帯カメラで写した数式を解いてくれるiOS / Windows Phone アプリ PhotoMath をリリースしました。
カメラをかざして式を捉えれば、小数や分数、1次方程式などを数式として認識し、答えを表示してくれます。解答だけでなく、途中式の表示にも対応する点が特徴です。デモの様子は続きの動画でごらんください。
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PhotoMath が現時点で対応するのは四則演算、小数や分数、冪乗と冪根、簡単な1次方程式。解答だけでなく途中式をステップバイステップで表示できることから、開発元では算数・数学を学ぶ生徒用の学習アプリと位置づけています。
結果だけが残る!わけではなくちゃんと過程を残すことで、逆に途中式があれば自力で理解したと採点される宿題をズルするためにも使えてしまいそうですが、安価な電卓が普及したことで世界の初等数学教育が瓦解したかといえばそうでもなく、どこで間違えたかも気づける検算用としてはお勉強の役に立ちそうです。
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PhotoMath は現在 iOS と Windows Phone 向けに提供中。Android版は2015年の早い時期にリリース予定です。
(2014年10月22日engadget日本版「動画:カメラで撮った数式を解くアプリ PhotoMath リリース。途中経過も表示」より転載)
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