「ピコカセット」 スマホに差し込むとファミコンゲームが遊べるアイテムが登場

2015年の東京ゲームショウで注目を集めた、スマホのイヤホンジャックに挿すだけでゲームが遊べる『ピコカセット』が、本格生産を開始しました。

2015年の東京ゲームショウで注目を集めた、スマホのイヤホンジャックに挿すだけでゲームが遊べる『ピコカセット』が、本格生産を開始しました。現在クラウドファンディングサービス「Makuake」にて支援者を募っています。支援額はコースごとで違いますが、税込みで1000円~99万8000円まで幅広く設定されています。コース詳細についてはMakuakeのプロジェクトページをご確認下さい。

懐かしのカセットタイプのゲームソフトを想定して作られたデザインが印象的。子供の頃、ドット絵で映しだされる世界に夢中になった世代にはたまらないアイテムでしょう。

ゲーム自体は80年代のドット感溢れるものですが、スマホ向けに開発された新技術「PlugAir」を使うことで、会員登録やメールアドレスの入力、パスワードなどの面倒な手続きなしで遊べるようになるとのことです。

支援者はコースによって役職やポジションが変わりますが、架空のゲーム開発会社ピコカセ倶楽部に入社するシステムとなっており、様々なイベントに携われるようになるとのこと。例えば、プロデューサーになると事業展開の情報を事前に得られたり、こういうゲームをピコカセットで出して欲しいという要望が出せるなど、クラブ会員的なノリで楽しめます。

そして、第一弾となるピコカセットに採用されたゲームは、80年代に大ヒットしたファミコンゲーム『忍者じゃじゃ丸くん』。3980円で支援できるデバッガーコース以上から、開発版や製品版の実機が贈られるとのことなので気になった人は要チェックです。

レトロゲーマーの好奇心をくすぐる本プロジェクト、目標額は1000万円で記事作成時では43万2660円の支援金が集まっています。今後の参加タイトルや展開も気になりますね!

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(2016年5月10日「スマホのイヤホンジャックに挿すだけで懐かしのゲームが遊べる『ピコカセット』が出資者募集を開始」より転載)

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