2018年06月04日 10時38分 JST | 更新 2018年06月09日 02時09分 JST

「副業」に興味ある人は9割。でも経験者は3割だけ。一番のハードルは「時間管理」(調査結果)

3000人の正社員に聞きました。

「入社後」までを見据えた日本最大級の総合求人・転職支援サービス『エン転職』上で、ユーザーを対象に「副業」についてアンケートを実施。20代~40代の正社員3,111名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

※本調査での「副業」とは、週末起業やアルバイト、アンケートモニターなど「本業以外に収入を得る手段・仕事のすべて」を指す。副業は「働き方改革」の一環で、企業側の容認を政府が推進している。少子高齢化に伴う労働力不足の補完と、働き手の収入増やスキルアップによる生産性向上が目的とされている。

調査結果 概要  

★ 88%の方が「副業に興味あり」。そのうち83%が「収入のため」。

★ 副業経験のある方は32%。約6割が接客系のアルバイトを経験。

★ 副業経験者が副業に費やしていた時間は「週に5時間未満」が6割。月の収入額は「1~5万円未満」で半数を占める。

★ 現在も副業を続けている方は45%。「副業が禁止」「本業が忙しい」というコメント多数。

★ 副業が解禁されている会社は13%、禁止されている会社は55%。

★ 副業をする際の難しさ第1位は「時間管理」、次いで「確定申告などの事務作業」。

★ 副業を実現するために必要なスキルは「時間管理」。

調査結果 詳細 

188%の方が「副業に興味あり」。そのうち83%が「収入のため」。(図12

副業への興味を伺ったところ、88%の方が「興味がある」と回答。2017年に実施した調査と同値となっています。また、副業に興味がある理由は「収入を得るため」(83%)が最多となりました。

1】副業に興味はありますか?

2副業に興味がある方に伺います。副業に興味のある理由を教えてください。(複数回答可)

2:副業経験のある方は32。約6割が接客系のアルバイトを経験。(図3・図4

副業経験の有無を質問すると「副業経験がある」という回答は32%に留まりました。また、経験したことのある副業を聞いたところ、もっとも多かったのは「アルバイト(接客・販売・サービス系)」(59%)。このほか「アンケートモニター・ポイントサイト」(22%)、「ネットオークション・フリマサイト」(15%)が続きました。

3】までの副業のご経験はありますか?

【図4副業経験がある方に伺います。ご経験のある副業を、具体的に教えてください。(複数回答可)

3:副業経験者が副業に費やしていた時間、「週に5時間未満」6の収入額は「15万円未満」で半数を占める。(図5・図6

副業経験者に「副業に費やしていた時間」「副業で得ていた月の収入額」を伺いました。「副業に費やしていた時間(週あたり)」は、「5時間未満」が60%を占めました。また、「副業で得ていた月の収入額」は、約半数が「10,000円~50,000円未満」でした。

5副業経験がある方に伺います。週に何時間くらい行なっていたかを教えてください

【図6副業経験がある方に伺います。副業を行なったことで得た、月の収入を教えてください。

4:現在も副業を続けている方45「副業が禁止」「本業忙しい」というコメントが多数。(図7

「副業を現在も続けている」方は45%でした。続けている理由は「収入を増やしたい」という声が多く、「気が向いた時に出来るから」(25才女性)「本業とは違う仕事で気分転換にもなる」(28才男性)というコメントも寄せられました。

止めた理由は「副業禁止の会社に転職したため」(29才女性)、「本業が多忙になり、両立が難しくなった」(30才男性)、「本業の収入があがり、副業の必要がなくなった」(26才男性)などが挙がりました。

【図7副業経験がある方に伺います。副業は、現在も続けていらっしゃいますか?

5:副業が解禁されている会社は13%、禁止されている会社は55%。(図8

「現在お勤めの会社では、副業は認められていますか」と伺うと、「認められている」という回答は13%。「禁止されている」(55%)企業がまだまだ多いようです。

【図8現在お勤めの会社では、副業は認められていますか。

6:副業をする際の難しさ第1位は「時間管理」。次いで「確定申告などの事務作業」。(図9

「副業をする際に難しかった(難しそうだと思う)こと」を経験者と未経験者、それぞれに伺いました。上位3項目に挙げられたのは、「時間管理」(経験者:64%、未経験者:67%)、「確定申告など、事務作業に関する知識・処理」(同:31%、50%)、「本業との切り分け」(同:29%、45%)でした。

時間管理の難しさは経験者も感じていましたが、「確定申告などの事務作業」と「本業との切り分け」については、経験者と未経験者との間で差がみられました。

【図9副業をする際に、難しかった(難しそうだと思う)ことを教えてください。(複数回答可)

7:副業を実現するために必要なスキルは「時間管理」。(図10

「副業を実現するために、必要だと思うスキル・能力」も、経験者と未経験者それぞれに質問しました。もっとも多かったのは「時間管理能力」(経験者:64%、未経験者:71%)でした。

副業経験の有無別でみると、経験者は「コミュニケーション能力」(同:38%、26%)を挙げた方が多いのに対し、未経験者は「専門的なスキル」(同:31%、36%)を挙げています。それぞれの項目を選んだ経験者の声もご紹介します。

【図10副業を実現するために、必要だと思うスキル・能力を教えてください。(複数回答可)

「時間管理能力」と回答した副業経験者のコメント

翻訳の仕事でしたので、スキルはもちろんですが時間管理能力は必要でした。本業のスケジュールとの兼ね合いもあり、非常に大変でした。 (25才女性)

目的を明確にした上で副業を持つことが大事だと思います。本業も副業もどちらも職場にも迷惑をかけないように、時間の管理をすることが大切。(28才男性)

締め切りなど期限がある仕事がほとんどなのでスケジュール管理は重要です。副業だからといって疎かにしていいわけがないので。(33歳女性)

時間配分が出来ないと、本業と副業のどちらかが疎かになってしまう。(35才男性)

本業を疎かにしないために、時間調節をすることが大変だった。(38才男性)

コミュニケーション能力」と回答した副業経験者のコメント

接客業以外でも働いてる方とコミュニケーションが必要になるので。(24才女性)

人とのコミュニケーションは最低限必要。ある程度コミュニケーション力があればスキルはなんとかなるため。(27才男性)

こちらは副業としていても、先方は本業。自分勝手な時間管理でなくしっかりとコミュニケーションを取らなければと意識している。 (28才男性)

細かな事でも報告する必要があるので、コミュニケーションが必要だと思います。(35才男性)

新たな人と仕事をしていくため、コミュニケーション能力がないと孤立しかねないです。 (38才女性)

「マメさ・きめ細やかさ」と回答した副業経験者のコメント

マメでないと、本業と副業の切り替えができないと思うため。(24才女性)

天秤にかけるのではなく、両立するしかないので、マメさがないと難しい。(27才男性)

空いた時間でやらないと収入につながらないので、マメさは必要。(34才女性)

調査概要

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査期間: 2018年3月28日~4月25日

■調査対象:『エン転職』利用者で20~40代の正社員

■有効回答数:3,111名

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