白人至上主義団体31人、プライドイベントで暴動を計画。市民からの通報で発覚

31人は白人至上主義者団体「パトリオットフロント」のロゴ付きTシャツを着用。アイダホ州のLGBTQプライドイベント会場近くで逮捕された
Uホールのトラック(イメージ画像)
Uホールのトラック(イメージ画像)
RiverNorthPhotography via Getty Images

アメリカ・アイダホ州の警察は6月11日、LGBTQプライドイベントの会場近くで、白人至上主義者団体「パトリオットフロント」のメンバー31人を逮捕した。

メンバーらは、貸トラック「Uホール」の荷台に乗っており、イベントで暴動を起こす計画を立てていたという。

「アメリカを取り戻す」と書かれたTシャツを身につけていたメンバー
「アメリカを取り戻す」と書かれたTシャツを身につけていたメンバー
via Associated Press

市民からの通報で発覚

カーダレーン警察のリー・ホワイト署長は、逮捕のきっかけになったのは市民からの情報提供だったと記者会見で明かした。

ホワイト氏によると、ここ数日「イベントを混乱させる計画を立てている団体がいる」という情報が提供されていた。

そして11日の午後、「ホテルの駐車場で兵士のように武装した人たちが車に乗り込んでいる」という通報があり、警察が該当の車を探し出して停車させた。

トラックからは暴動用の装備と少なくとも1個の発煙弾、すね当て、盾、計画行動書とみられる書類が見つかった。警察はこの計画行動書の詳細を発表していない。

また、逮捕された31人全員が「パトリオットフロント」のロゴが付いた紺色のTシャツとベージュの帽子、顔を隠す白い布を身につけていた。

中には、「アメリカを取り戻す」というスローガンが書かれたTシャツを着ているメンバーもいた。

31人が逮捕されたのは、同州カーダレーンのLGBTQプライドイベント開催地に近い場所だった。

ホワイト氏は容疑者について「暴動を起こすためにここに来た」と記者会見で述べ、全員が暴動の共謀罪で起訴されたと明かした。

31人は、アイダホ、ワシントン、オレゴン、テキサス、ユタ、コロラド、サウスダコタ、イリノイ、ワイオミング、バージニア、アーカンソーなど少なくとも11の州から集まったという。

警察官はFBIと連携して捜査を行なっており、回収した証拠品から、容疑者たちが複数の場所で暴動を計画していた可能性もあると考えられている。

クートニー郡のロバート・ノリス保安官は「彼らが計画していたのは、平和的なイベントではないようだった」とカーダレーンプレスの記者に述べた。また、捜査は初期段階であり、グループが計画していた他の行動についても捜査を進めていると記者会見で説明した。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。