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2020年01月31日 19時17分 JST | 更新 2020年01月31日 19時33分 JST

沢尻エリカ被告「女優復帰は考えていません」 エイベックス役員は「いつかまた彼女の作品を見たい」

公判では、沢尻被告が所属するエイベックスの役員が記した陳述書が読み上げられた。

VCG via Getty Images
沢尻エリカ被告(2018年6月撮影)

合成麻薬MDMAなどを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた俳優の沢尻エリカ被告の初公判が1月31日に東京地裁で開かれた。検察側は、沢尻被告が19歳ごろから違法薬物を使用しており、「再犯の可能性が高い」として、懲役1年6カ月を求刑した。

黒いスーツ姿で法廷に現れた沢尻被告は、「多大なご迷惑をおかけしたと思っています」と話し、関係各所や家族、ファンに「申し訳なく思っています」と謝罪。

「薬物はいつでもやめられる、コントロールできていると思っていましたが、大きな間違いでした。薬物が繋いでくれた偽りの友情にとらわれ、抜け出すことができませんでした。心の底から後悔しています」と反省を口にした。

エイベックス役員「いつかまた彼女の作品を見てみたい」

証言台に立った主治医によると、沢尻被告はMDMAやLSDなど幻覚剤への依存は認められなかったものの、大麻に関しては「軽度の依存症」と診断されたという。

公判では、沢尻被告が所属するエイベックス・マネジメントの役員が記した陳述書も読み上げられた。芸能人が薬物関連で逮捕されると、事務所との契約が解除される場合が多いが、同社は契約を解除せず、「更生を支援する」としている。

陳述書では、「自身の立場を理解していない身勝手な行動と言わざるを得ません」と沢尻被告を叱責しつつ、「更生を支援するのが会社の責任です」と言及。

「個人的にはいつかまた彼女の作品を見てみたいと思っています。しかし、仕事は社会の支援や理解がないとできません」とし、「今は更生に向き合い、今後の道を探してほしい。当社としても、最善の道を選ぶように支援をしていきます」と表明した。

沢尻被告への被告人質問では、今後の芸能活動についても質問が及んだ。

弁護人から俳優業の復帰への意向を聞かれると、沢尻被告は「女優復帰は考えていません」と回答。その理由について「影響力のある立場の人間として、自らの身勝手な行為により多くの方を裏切り、傷つけてしまいました。復帰を語る資格はないと思っています」と話した。

今後はどうするのかと問われると、「現段階では決められてはいませんが、家族とともに何か一緒に考えていきたいと思います」と答えた。

弁護側は執行猶予を求め、結審。判決は2月6日に言い渡される。