捜査関係者は、押収された資料の内容や、アメリカの核兵器なのか他国なのかといった詳細については明かしていない。
Advertisement
トランプ前大統領は8月8日、フロリダ州にある邸宅「Mar-A-Lago(マー・ア・ラゴ)」をFBIが強制捜査していると発表。「我々の国にとって暗黒時代だ」「このような攻撃が起きるのは、破綻した第三国だけだ」と批判した。
メリック・ガーランド司法長官は11日に記者会見し、家宅捜索は彼自身が承認したものだと述べたが、捜査の詳細やFBIの押収物については明かさなかった。
また、ガーランド司法長官は、前大統領の家宅捜索は市民の重大な関心事であるとして、令状の開示を裁判所に要請したと明らかにした。
Advertisement
ガーランド氏は「トランプ前大統領は開示要求に異議申し立てができる」とも述べている。
トランプ氏は2021年に退任後、大統領時代の資料を適切に返還していないことが問題になっていた。
アメリカ国立公文書館は2022年1月、マー・ア・ラゴで15箱分の政府関連資料を回収。その中には、トランプ氏によって破られた文書もあったと発表した。
さらに2月には、回収された資料の中に、機密情報や大統領記録法で返還が義務付けられている文書が含まれていたと明かし、トランプ前大統領のホワイトハウス資料取り扱いを捜査をするよう、司法省に求めていた。
Advertisement
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。