11月8日に行われたアメリカ・マサチューセッツ州知事選挙で、民主党のマウラ・ヒーリー氏が勝利した。
レズビアンを公表して立候補した候補者が、アメリカの州知事に選ばれるのは初めてだ。
また、オレゴン州でもレズビアンを公表しているティナ・コテック氏が州知事選に立候補している。
ヒーリー氏は、2015年からマサチューセッツ州司法長官を務め、銃規制や消費者保護、中絶の権利擁護に取り組んできた。
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ハーバード大学在学中は女子バスケットボールチームのキャプテンで、卒業後にヨーロッパのプロバスケットボールチームに所属していたこともある。
マサチューセッツ州で、選挙で女性知事が選ばれるのも初めてだ。2001〜2003年に知事だった共和党のジェーン・スウィフト氏は、前任が大使に任命されて辞任したことにより、知事に就任した。
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ヒーリー氏は今回の知事選で、公共交通網の改善や高騰する住宅価格への対策を掲げ、トランプ元大統領の支援を受けた共和党のジェフ・ディール氏に大差で勝利した。
マサチューセッツはリベラルな州である一方で、過去30年のほとんどで中道派の共和党候補が知事に選ばれることが多かった。ヒーリー氏は1991年以降で、2人目の民主党知事だ。
また、ヒーリー氏の当選により、新たなセクシュアルマイノリティの州知事が増えることになる。
アメリカではこれまで、バイセクシュアルを公表したオレゴン州のケイト・ブラウン氏や、ゲイを公表したコロラド州でもジャレッド・ポリス氏が知事になっている。
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ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。