そして今度は、ペンギンたちはアート鑑賞にも繰り出したようだ。
アメリカ・ミズーリ州にあるカンザスシティ動物園のフンボルトペンギンが、同じ街にある美術館を訪問し、アート鑑賞を楽しんだ。
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美術館を訪れたペンギンたちは、急ぎ足で館内を探索。時々足を止めて、作品を眺めている。
「自主隔離で皆が気が滅入りがちになっています。カンザスシティ動物園の住民たちでさえも」
「そこで、ペンギンたちはカルチャーを学ぶために、まだ閉館中のネルソンアトキンス美術館を社会科見学で訪れました」と、ペンギンたちを迎えたネルソンアトキンス美術館はFacebookで綴る。
TIMEによると、美術館は事前に館内をチェックして、ペンギンにとっても作品にとっても安全な状態かを確認した。
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美術館のジュリアン・ズーガサゴイシャ館長は、ペンギンたちが水辺を多く描いたモネの作品を気に入ると考えていたが、実際の好みは違ったと話す。
「ペンギンたちはモネよりカラヴァッジョに強く反応していました」
さらに美術館は、チリやペルーに生息するフンボルトペンギンのために、スペイン語で作品説明までしたという。
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「ペンギンたちはアートの歴史を楽しんでいるようでした」と、ズーガサゴイシャ館長は冗談交じりに話す。
カンザスシティ動物園のランディ・ウィストフ園長によると、ロックダウンで動物園にお客さんが来なくなって、動物たちは寂しがっている。
そんな中で計画された社会科見学に、「ペンギンたちはアート鑑賞を楽しんだ」とウィストフ氏は笑いながら話した。