地震で食器棚の皿が割れた…家にある小物で「防げます」と警視庁。3.11の時に助かったという声も【防災ハック】

地震の揺れで家具や食器棚の扉が開いて中の物が散乱ーー。家にあるアレで防ぐことができます。警視庁災害対策課が防災ハックを発信しました。
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Arctic-Images via Getty Images

大きな地震が発生すると、揺れで家具や食器棚の扉が開き、中の物が飛び出て散乱することがありますよね。

割れた皿の破片でケガをするなど、避難の妨げになる可能性もあります。

しかし、家にあるアレを使えば、そんな状況を防ぐことができるそう。警視庁災害対策課(@MPD_bousai)がXで発信し、話題になっています。

あるものを扉の取手にかけておくだけで…

物を吊るすときに使用するS字フックが地震対策にも役立つことをご存知でしょうか?地震の揺れで家具や食器棚の扉が開き、中の物が飛び出ると怪我をしたり、割れて破片が散乱し、避難の妨げになります。S字フックを扉の取っ手にかけておくだけで、それを防止することができます。一度試してみては?

警視庁災害対策課は8月18日、このように投稿しました。

つまり、「S字フック」を家具や食器棚の扉の取手にかけていれば、いざ地震が発生しても、中の物が外に飛び出るのを防げるということです。

この投稿は2時間で1500を超える「いいね」がつくなど拡散しています。

ユーザーからは、「こんな使い方があったなんて」や「日頃からの防災意識、高めていきましょう」、「グッドアイデア」という声が上がっていました。

また、既に実践している人もおり、「3.11の時たまたまこれやってたおかげで、食器全部助かりました!」とエピソードを語っていました。

今日から始められる防災の豆知識。いつどこで起こるかわからない地震に備え、皆さんも実践してみてはいかがでしょうか。

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