埼玉県庁、新型コロナ患者191人の氏名を公式サイトに一時掲載。「間違ったファイルをアップした」

過去の発表文を更新した際、約5時間にわたって患者の氏名と検査機関に関する情報が閲覧できる状態になっていたという。
埼玉県庁(2012年撮影)
埼玉県庁(2012年撮影)
時事通信社

埼玉県庁の公式サイトで1月25日、県内の新型コロナ感染者191人の氏名が誤って掲載された。

埼玉県では県内の新規感染者について日ごとに個人情報を伏せた上で、年代、性別、職業、居住地、発症日を発表している。しかし、過去の発表文を更新した際に患者の氏名と検査機関に関する情報が閲覧できる状態になっていたという。

感染症対策課の担当者によると、氏名が掲載されたのは午後5時15分から午後10時30分にかけての約5時間。午後10時ごろに匿名の問い合わせがあり、すぐに削除したという。担当者は「間違ったファイルをアップした人為的なミスでした。ご迷惑をかけた県民に深くお詫びするともに、ファイル管理を徹底したい」と話している。

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