体が不自由な少年の「スケボーに乗りたい」という夢を、母親がかなえた。その様子を捉えた動画が世界中に拡散し、感動を呼んでいる。
ブラジルに住むジョアン・ヴィチェンテ君は7歳の少年。2歳のころに脳卒中になって以来、脳性まひを患っている。スケボーに乗るのが長年の夢だった。
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その夢をかなえるために、母親のラウ・パトロンさんはスケートボーダーの理学療法士と心理学者である「スケートアニマ」プロジェクトに協力を求めた。スケートアニマが作成した特製スケボーは体が不自由な子供のために作られたもので、フレーム構造に囲まれワイヤーで体を固定できるようになっている。
動画ではポルト・アレグレの町にあるスケートボーダー向けの公園を、ジョアン君のスケボーが母の助けを得て縦横無尽に走り回る様子が捉えられている。風を切って走った後、ジョアン君は満面の笑みを浮かべた。
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■Twitterに転載されて世界中に拡散。母親のコメントは?
この動画はもともと、母親のパトロンさんが管理するジョアン君のInstagramに9月21日に投稿されたものだった。
約1カ月後の10月22日、「今年の母親」と称賛する言葉ともに、Twitterに転載されて世界に拡散。約2日間で1500万回以上も再生された。
これを受けてパトロンさんは、英語で以下のようにコメントした。
「私はスポーツが大好きだし、世界と人生をとても楽しんでいる息子を愛しています。これは、どこにでもいる男の子のストーリーです。この世界が全ての人を受け入れるようになるために、私たちは何をしたらいいのでしょうか?」
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