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2019年06月29日 11時10分 JST | 更新 2019年06月29日 11時18分 JST

上田晋也がサタデージャーナル最終回で語ったこと 「政治、世の中を変えるのは、我々一人一人の意識」(コメント全文)

ラスト70秒間、カメラから一度も目をそらさず、自分自身の言葉を紡ぎました。

TBS公式
「上田晋也のサタデージャーナル」公式サイトより

くりぃむしちゅーの上田晋也さんがMCを務める「上田晋也のサタデージャーナル」(TBS系列、土曜午前5時半〜6時15分)が6月29日で最終回を迎えた。

「上田晋也のサタデージャーナル」は、とあるジャーナル紙の編集会議をイメージしたスタジオで、上田晋也さんが編集長となって毎週ピックアップされたニュースの背景や解説を専門家と話し合う。

2017年4月に始まり、初回のテーマは「森友学園」。上田さんの本音コメントや政権批判にも踏み込んだ内容が注目を集めてきた。

6月22日の番組では、他のニュース番組があまり取り上げていない自民党の謎の小冊子「フェイク情報が蝕むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識」についても取り上げた。

最終回のテーマは「なぜ忖度は止まらない?」。ゲストの片山善博・元総務相らとともに、モリカケ問題をはじめ、これまでに取り上げてきたニュースを振り返った。

 

ラスト70秒、一度もカメラから目をそらすことなく…

番組ラスト、上田さんは真っ直ぐにカメラを見つめて、「今日が最終回ということになりました」と切り出した。

「あくまで私個人の考え」と断った上で、「世界がいい方向に向かっているとは思えない。よりよい世の中にするために、今まで以上に一人一人が問題意識を持ち、考え、そして行動にうつす。これが非常に重要な時代ではないか」と語った。

さらに「私はいつも当たり前のことを言ってきたつもりだが、当たり前のことを言いづらい世の中になりつつあるのではないかと危惧する部分もある」と踏み込んだ。

70秒間のメッセージの中で、上田さんがもっとも力を込めたのは「使命」という言葉だった。

「今後生まれてくる子どもたちに『いい時代に生まれてきたね』と言える世の中をつくる使命があると思っています」

一度もカメラから目をそらすことなく思いを語った上田さんに対し、SNSでは「打ち切りとは情けない」「いい番組がまた一つ消えた」「かっこいい」など賞賛する声が上がっている。

 

上田さんのメッセージ全文は次の通り。

今日が最終回ということになりました。

世の中の様々なことについて、世の中の皆様にほんの少しでも問題提起ができればいいなという思いで、毎週お送りしてきました。

あくまで私個人の考えになりますけれども、今、世界が良い方向に向かっているとは残念ながら私には思えません。

よりよい世の中にするために、今まで以上に一人一人が問題意識を持ち、考え、そして行動にうつす。これが非常に重要な時代ではないかなぁと思います。

そして、今後生まれてくる子どもたちに、『いい時代に生まれてきたね』と言える世の中をつくる使命があると思っています。

私はこの番組において、いつもごくごく当たり前のことを言ってきたつもりです。

しかしながら、一方では、その当たり前のことを言いづらい世になりつつあるのではないかなと危惧する部分もあります。もしそうであるとするならば、それは健全な世の中とは言えないのではないでしょうか。

最後に、また当たり前のことを言わせていただこうと思いますが、私は政治、そして世の中を変えるのは政治家だとは思っていません。

政治、世の中を変えるのは、我々一人一人の意識だと思っています。

みなさま、どうもありがとうございました。

「サタデージャーナル」の後継番組は、情報番組「まるっと!サタデー」。ニュースに対してSNSなどで寄せられた「コメント」に着目し、1週間のニュースを「まるっと!」伝える。

MCには経験豊富な駒田健吾アナウンサーとともに、入社2年目の田村真子アナウンサーが抜擢された。