恋愛
2019年12月24日 15時14分 JST

占い師が結婚するなと言った人と結婚した

【キム・ヒョヌの新婚日記:第6話】全ての手綱と束縛を脱ぎ捨て、幸せを求めてGO!

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자료사진. 資料写真

エディターになり友達よりも早く結婚して、このように「ニューディターの新婚日記」を書くなどとよもや考えなかった5年前。大学2年生病にかかっていたころ、とても暗くて何が起こるか予測もできない私の今後がどうなるのか考えられないのがとても不安であった。しかし同時に希望に溢れたあることがあった。

その当時、初めて占い師に占いを見てもらった。やはり不安ながらも希望に溢れた未来に悩み、すでに何度も答えをもらってきた友達からオススメされて行ったところだった。心温まる印象の占い師のおじさんは、私が向かいに座ると、まるで元から仲良かったようにこのように言った。

「君は年が離れている男性は絶対ダメだ。6歳上がぴったりだね。君を夢中にさせる寅年がいる」

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Group of watching surricatas with question marks

はい?

突然?

いきなり? 

それに、私は夢中になる人を探しにきたのではなく、もしくは輝かしく快適、もしくは暗いことや、私の未来に対する答えを求めに来たのに?

しかし私は血気さかん20代前半の異性愛者でシングルだった。そのような話を聞きに言ったわけではなかったが、私は既にはまってしまっていた。

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はい、夢中に…虎…年…人が…私の…前に…

 

強烈な初訪問の後、1年に1、2回ほどあのおじさんを訪れた。おじさんは、私の名前を記憶していなかったけれども、観相をみて、不思議にも私が入っただけでもいつも同じことを言った。「君には6歳年上の人がピッタリなの知ってるよね?君には夢中になる寅年が現れる」そして私は、彼を強く信じた。信奉した。

一年に一回行って、こうやって顔だけ見て同じことを言うくらいなら、その人は本当にすばらしい能力者だ確かに!

 しかし2年経っても寅年は現れず、私はどう言うわけか私の理想のタイプに近い丑年の男を恋愛を始めた。それを聞いたおじさんはこう言った。「すぐに夢中になる寅年が現れるから」それでも恋愛中だったその人が、すごく好きだったので相性が気になって聞いてみた。

 「お、そうだね。その人と君の相性は大丈夫だね。結婚する気はある?でもするならできるだけ遅いほうがいい。30を超えてする方がいいね。でも私は君がその人と結婚しない方がいいと思う。夢中になる寅年がいるんだから。すぐに来るってば!」

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Smiling tiger with arms crossed.

 すぐに来ると言う夢中になる虎は、結局5年が経っても来ず、この先も来ることがなさそうだ。その間無事に丑年の男性と恋愛してきた私は、特に先送りする理由もなくそのまま20代に結婚をしてしまった。

 こう言う風に言うと、そのおじさんがなんだかインチキみたいだけれども、事実、インターネット占いや、結婚前に一回行ってみた「巫堂」でも、ことごとく似たような話をしていた。占いというもの自体が、同じ生年月日を入力したら、同じような内容が出てくるため、そうだったはずだ。

 私は、自分の将来への希望を占い師だけに頼って探していた単なる「弱い人間」だったが、それでも結婚の話だけはクールに無視して自分勝手に食いついてしまった。そこら中で言われる声にそのまま揺るがされてしまう騙されやすい人間だったけれども、どこかで読んだことががあったため、出てきた自信であった。昔に読んだので、本のタイトルをよく覚えていないが、作家の村上春樹のあるエッセイ集に出た内容であった。

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要約)春樹は、結婚前に妻との相性を見に占い師に行ったのだが、二人が結婚すると最悪の人生を送るであろうと言われた。他の占い師でも同じであった。しかし、このエッセイを書いている時点で、彼は結婚して30年が経っていて、普通の夫婦みたいに時々戦うことはあったけれど、「最悪」の状況になることはなかったという。結婚生活というのは、運命に任せるよりも自ら作っていく方が断然合理的ではないだろうか、このように村上春樹らしい内容であったと記憶する。

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その言葉通り、結婚後の運命は自ら決めるもののようだ。相手によっ私の人生も変わるだろうし、私の変化によって相手の1日も十分に変わることもある。一緒に住んでみると、当然、生活水準が同じになり、なぜか行動が似てきて、考えまでも似ていくからである。結局、占いで見てもらった相性と結婚生活の間に相関関係は、ほとんど無いのではと思われる。幸せは自ら作っていくものですから…☆★

もちろん、占いで言われていた「あの虎」は、どんな虎だったのか、私の旦那よりもっと私の理想に近かったのかな、と時々考える。

しかし、あ、まさか私の理想のタイプに似てるレベルではなく、理想のタイプそのものが、その虎だったのだろうか?

私の理想のタイプは、サッカー選手の本田圭佑なのだが、本田選手は本当に寅年である。

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Grey squirrel yawning

あ…!

そうかもしれない…!

 

訪れるたびに、虎が来るというのは他でもなく、「君は一生寅年のファンで、次のシーズンも本田のユニフォームをまた買うようになるだろう」という意味だったのだろうか?

そういう意味で過ぎ去った時間の間、私を「すぐ」夢中にさせる寅年に出会うであろうと言ったのであれば、よく当たっている占いのように見える…

でもまたそれが違うといえば、全てが間違っているものになってしまうし…

だからそれが合っているのすれば、合っている気もするのだが…

違うとすればまた違うし…

それが合っているのか?合っている?どうかな?私は今何を考えているのだろうか?

私たちは、この言葉にもならないくらいな無駄な悩みを通して、占いでもらった言葉は解釈によっては、ものはいいようになるということがわかる。本当にとんでもないことを言っても、私がつければ、それで十分である。

だから、ものすごく愛していて、仲良く何年以上も一緒に住んでみると、もっと相性が良くて、結婚したいのに相性占いが悪いせいで結婚を取り消すカップルがいるのであれば、村上先生の言葉を受け入れて無視しても良さそうだ。「悪くなりそう」という不確実性のせいで、確実に今横にいる人から離れる必要はないのだから!もちろん良い占いであれば111%、それ以上信じても害になることは一つもない。

ハフポスト韓国版を翻訳・編集しています。

 

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