新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が求められている中、スーパーマーケットには食品を求めて連日たくさんの人が訪れている。
こうした中、「三密」を防ぐために北海道のスーパーが編み出した入場制限の方法が、ネットで話題になっている。
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スーパーは、道内に3店舗を構える「フレッシュ イン グローブ」。店の入り口に買い物かごを置き、「お客様へお願い」としてこう貼り出している。
「現在三密回避のため、入店制限中です!
当店の買い物カゴを入場券代わりとさせていただきます。
この入場券(カゴ)なしの方はご入店できません」
社長の中森正浩さん(57)によると、「入場規制するために人を置く人的余裕はありません。それでも、レジに行列ができることもあり、従業員もお客さんも不安になるような事態は避けたかったんです」。
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「フレッシュ イン グローブ」の本店はかごの数を40〜50個、小規模の支店は20個ほどに制限しているという。
中森さんは「お弁当ひとつ買う場合でも、必ずかごを持ってもらうよう呼びかけています。お客さんには店舗の外で待ってもらわなければいけない時もあるのですが、理解してもらえてありがたいです」と話している。
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Twitter上では、この取り組みを伝える投稿が話題となり、8万件以上の「いいね」が付いている。「分かりやすいアイデア、すてき」「良いアイデア」などと称賛のコメントが相次いでいる。